祈 願 文




祈(いの)りとは　

神仏(しんぶつ)の心(こころ)と己(おのれ)の心(こころ)との対話(たいわ)である

同時(どうじ)に　感謝(かんしゃ)の心(こころ)が祈(いの)りでもある

神理(しんり)にかなう祈(いの)り心(ごころ)で

実践(じっせん)に移(うつ)るとき

神仏(しんぶつ)の光(ひかり)はわが心身(しんしん)に燦然(さんぜん)と輝(かがや)き

安(やす)らぎと調和(ちょうわ)を与(あた)えずにはおかない





前　文


私(わたくし)たちは神(かみ)との約束(やくそく)により　天上界(てんじょうかい)より両親(りょうしん)を縁(えん)として

この地上界(ちじょうかい)に生(う)まれてきました


慈悲(じひ)と愛(あい)の心(こころ)を持(も)って　調和(ちょうわ)を目的(もくてき)とし

人(ひと)びとと互(たが)いに手(て)を取(と)り合(あ)って

生(い)きて行(ゆ)くことを誓(ちか)い合(あ)いました


しかるに

地上界(ちじょうかい)に生(う)まれ出(で)た私(わたくし)たちは　天上界(てんじょうかい)での神(かみ)との約束(やくそく)を忘(わす)れ

周囲(しゅうい)の環境(かんきょう)　教育(きょういく)　思想(しそう)　習慣(しゅうかん)　そして五官(ごかん)に翻弄(ほんろう)され

慈悲(じひ)と愛(あい)の心(こころ)を見失(みうしな)い　今日(こんにち)まで過(す)ごしてまいりました


いまこうして正法(しょうほう)にふれ　過(あやま)ち多(おお)き過去(かこ)をふりかえると

自己保存(じこほぞん)　足(た)ることを知(し)らぬ欲望(よくぼう)の愚(おろ)かさに

胸(むね)がつまる思(おも)いです


神(かみ)との約束(やくそく)を思(おも)い出(だ)し　自分(じぶん)を正(ただ)す反省(はんせい)を毎日(まいにち)行(おこな)い

心行(しんぎょう)を心(こころ)の糧(かて)として　己(おのれ)の使命(しめい)を果(は)たして行(ゆ)きます



願(ねが)わくば　私(わたくし)たちの心(こころ)に　神(かみ)の光(ひかり)をお与(あた)えください

仏国土(ぶっこくど)・ユートピアの実現(じつげん)に　お力(ちから)をおかしください




一、大宇宙大神霊(だいうちゅうだいしんれい)・仏(ほとけ)よ

　　わが心(こころ)に光(ひかり)をお与(あた)え下(くだ)さい

　　心(こころ)に安(やす)らぎをお与(あた)えください

　　心行(しんぎょう)を己(おのれ)の糧(かて)として

　　日々(ひび)の生活(せいかつ)をします

　　日々(ひび)のご指導(しどう)　心(こころ)から感謝(かんしゃ)します


一、天上界(てんじょうかい)の諸如来(しょにょらい)　諸菩薩(しょぼさつ)（光(ひかり)の天使(てんし)）

　　わが心(こころ)に光(ひかり)をお与(あたえ)えください

　　心(こころ)に安(やす)らぎをお与(あた)えください

　　心行(しんぎょう)を己(おのれ)の糧(かて)として

　　日々(ひび)の生活(せいかつ)をします

　　日々(ひび)のご指導(ごしどう)　心(こころ)から感謝(かんしゃ)します



一、天上界(てんじょうかい)の諸天善神(しょてんぜんじん)

　　わが心(こころ)に光(ひかり)をお与(あた)えください

　　心(こころ)に安(やす)らぎをお与(あた)えください

　　わが心(こころ)を正(ただ)し

　　いっさいの魔(ま)よりお守(まも)りください

　　日々(ひび)のご指導(しどう)　心(こころ)から感謝(かんしゃ)します



一、わが心(こころ)の中(なか)にまします　守護(しゅご)・指導霊(しどうれい)よ

　　わが心(こころ)を正(ただ)しくお導(みちび)きください

　　心(こころ)に安(やす)らぎをお与(あた)えください

　　日々(ひび)のご指導(しどう)　心(こころ)から感謝(かんしゃ)します



一、万生万物(ばんしょうばんぶつ)

　　わが現象界(げんしょうかい)の修行(しゅぎょう)にご協力(きょうりょく)

　　心(こころ)から感謝(かんしゃ)します



一、先祖代々(せんぞだいだい)の諸霊(しょれい)

　　われに修行(しゅぎょう)の体(からだ)を　お与(あた)えくださいまして

　　心(こころ)から感謝(かんしゃ)します

　　諸霊(しょれい)の冥福(めいふく)を　心(こころ)から供養(くよう)いたします