高橋信次先生・園頭広周先生が説かれました正法・神理を正しくお伝えいたします







正法とは

正法とは、神がつくられた大宇宙大自然の真理であり、宗教はその真理を説き、その真理に発した道徳を教え、正しい秩序ある社会を創り、人間が幸せになる道を教えるものである。

神は生命を創造し、物質を創造し、生命は生命の法則をもって、物質は物質の法則により、それぞれ循環と因縁、因果の法則によって存在せしめられることとなったのである。それゆえに、生命の法則を説く宗教と、物質の法則を説く科学とは表裏一体となり、切り離すことは出来ないものとして存在しているのである。これを物心一如、色心不二、心身一如ともいう。

これまで宗教と科学とが相反するかのように説いてきたのは、宗教家が真の真理を知らず、科学者もまた無智であったからである。

宗教と科学とが一体であることを知ることによってはじめて真の人間性が開発され、大宇宙大生命即ち神と調和され、人々の心は安らぎ、地球上にユートピアが完成されるのである。

極大の大宇宙世界から、極微の原子世界に至るまで、一貫した法則によって支配され、その中に人は心を持って存在している。心とは意識であり、魂であり、霊である。

仏法によって生命の不変を説かれた釈迦も、大生命大自然の真理を説かれたキリストも、大自然の真理に到達された偉大なる先覚者であったのである。

大宇宙は神によってつくられた。大宇宙体は神の意識の表現である。この、神の意識を「大宇宙大心霊」という。「大宇宙大心霊」は智慧と慈悲とを持つ一大生命エネルギーの根源であり、万生万物を存在せしめ且つ生かしたもう。

正法とは、神がつくられた永遠不変にして普遍的な道である。