みちしるべ
私(わたくし)たちの人生は、苦労の連続のような様相を呈しています。病気の人は病気を呪い、経済的に苦労する人は、その心まで小さくしています。所詮人の世は苦しみの中でしか生きられないのではないかと錯覚を起こします。
そもそも人間は何処から来たのでしょうか。死んだらどこへ行くのでしょうか。死んだら灰になってそれでおしまいなのでしょうか。人間は何のために生まれてきたのでしょうか。その目的は何でしょうか。また、なにか使命が在るのでしょうか。
人間の最大の罪は、知るべき事を知らないことです。これをお釈迦様は「無明」といいました。知らないから苦労をするのです。知らないから悪いこともするのです。
その真実を知れば、今までの苦労は知らないことを知るために、苦労をさせられていたものであることが分かります。
そこで、私(わたくし)たちの経験から、苦しみや、悩みという表面に現れた現象には、必ず原因があるはずです。その原因を静かにふり返って追及することです。そうして、その原因が解ったならば、その原因の根を取り除くことです。また、その原因には必ず意味があります。その意味を理解して、二度と同じ原因をつくらないことと、その意味を理解することによって、何かを学習しなけばなりません。そうでなければ同じような悩み苦しみが、次から次とやってきます。世間一般では七転び八起きといいますが、七回も転ぶ人は馬鹿です。転ぶのは一回で沢山ではないでしょうか。
ある人は、信仰に走ります。そうすると先祖供養を勧(すす)められます。そうして意味の分からないお経を上げられます。上げているお坊さんも意味は解りません。死んだ先祖はなお解りません。先祖がお経の意味を解るくらいなら地獄に堕ちません。また、生きている時は孫や子孫を大事にしていた先祖が、死んだとたんに悪魔のようになって、子や孫や子孫が不幸になるようなことをするのでしょうか? あなたならどうでしょう? そんなことはないはずです。そして一度でよいはずなのに、何度も先祖供養をさせられます。前回の先祖供養は失敗したのでしょうか?
私(わたくし)たちは、疑問を持って考えなければなりません。今から2500有余年前、インドの無学文盲の衆生に、今在るような難しいお経を、お釈迦様が教えたと思いますか。現在では東大にインド哲学科が在りますが、そんな難しいものではなかったはずです。お経はお釈迦様が直接説いたものではありません。
お釈迦様は、もっと簡単で解りやすく説いたのです。所謂、生活の在り方を説いたのです。そうして、非常に科学的です。それを誰にでも解るように説きました。
お経は、お釈迦様が亡くなった後に出来たのです。だからお釈迦様やその弟子たちは、お経を上げて悟ったのでありません。今まで、お経を上げて悟った人も、お経を上げて幸せになった人もいません。イヤ自分は幸せになった、という人がいたらそれは誤魔化しです。
現実から逃避しているか、妥協しているか、自己満足しているかのいずれかでしょう。また、お経に神通力がある等という非科学的なことを言わないことです。また、経典に書いてある等という思考停止をしないことです。
よく考えてみることです。そうして知らないことは知っている人から学ぶことです。そうしてより良い人生を歩むことです。
自分が蒔いた種は、自分が刈り取る。これは真理です。人のせいではありません。
この大宇宙、大自然界は、人間も含めて全ては法則によって支配されています。その法則を知ることです。そうしてその法則に逆らわないことです。
人間とはどうなっているのでしょうか。あなたは眠ってしまうと、生きているのに、耳の穴も空いているのに、悪口を言われても聞こえないのは何故ですか? また、大けがをしたり、手術をして痛い痛いと言っても、眠ってしまうと痛くないのは何故でしょうか? どんなに悩んでいても眠ってしまうとそんなものはなくなり、翌日眼が覚めてまた悩みが始まります。あなたは何処に行ったのでしょうか?
私(わたくし)たちは、自分を知ることです。そうして法則を学習することです。
私(わたし)も教えて貰いました。そうして救われました。皆さんも学習してください。お釈迦様の原点に返ることです。
私(わたくし)たちは、物と金と欲に振り回されていませんか。物質だけではいけません。また、精神だけでもいけません。物心両面のバランスが必要です。また、棚ぼた式に祈っていても、それは時間とエネルギーの無駄使いで、脳細胞まで狂わせてしまいます。そしてそれは周りにも影響を及ぼして行きます。また、占いや当てごともいけません。これは人生のカンニングですから、必ず反動が来ます。そして運命の歯車が大きく狂ってきます。
我々は智慧を使い、そうして法則に従った行為が必要なのです。
世の中は、不況・失業・貧富の差、それ故の貧困・飢餓に満ち溢れています。物も食料も全ての人類を養うだけ在るのに、公平な分配がなされていない、偏っているのです。然し、私(わたくし)たちの住むその地方の、或いは日本の、そして世界の二割の人々が利己主義を廃し、自他一体の意識に変われば、全体は一気に変わり、世の中全てが幸福と平和に変わります。
皆さんは旧来の陋習を破り、意識を変えることです。「抜苦与楽」「解脱」とは幸せになることです。
「袖すり合うも他生の縁」と言います。その縁に合うには、500回以上一緒に生まれ変わってこなければ、縁に合わないと言います。縁は大事にしたいものです。
お金はいりません。あなたの素直な心だけでよいのです。
私(わたくし)たちはボランティアで働いています。皆さんも是非、学習に活動に参加してみませんか。
ご連絡、お待ち申し上げます。
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これは、正法会福岡県大牟田支部長兼有明道場長の藤本哲弘氏が一般の方々に正法をお伝えすべく書かれました。
【 藤本哲弘氏 紹介 】
昭和16年1月9日、満州生まれ。福岡県大牟田市在住。司法書士。昭和44年頃から添田町の英彦山で修験道の修行を行う。昭和50年高橋信次師著「悪霊」を読み、高橋信次先生に帰依する。熊本県阿蘇の白雲山荘の研修会で高橋信次先生の講演を聞く。高橋信次先生没後、ミカエル事件が発生、園頭広周先生と共にGLAを脱退。
園頭広周先生が正法会を設立。私財を投じ地元大牟田市に「正法有明道場」を建設し道場長となる。
ここに園頭広周先生を招聘し、インド時代を髣髴とする研修会を行う。道場解体後は、自宅で高橋先生、園頭先生直伝の禅定会、また、有志と共に「反省禅定自主研修会」(1泊2日)を約28年間84回実施し現在に至る。
PDF原稿 A4、2枚 / 右クリック→名前を付けて保存
【 藤本哲弘氏著書 】
自費出版の為、大手取次店を通さない直取引きでの販売です。
ジュンク堂書店 池袋本店 / 電話:03-5956-6111
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
/ 電話:06-6292-7383
上記2店舗の人文書コーナーにて委託販売しています。(税込 1650円)
遠方の方は電話にてご注文下さい。
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自費出版で400冊、製作致しました。
重版の予定はありません。
この機会に是非お買い求めください。
- 完 -
2024.10.13(日曜日) UP
utihama maturi 16ji~ tyuusenkai |